埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1048
■ 種類 学会発表
■ タイトル 埼玉県北部におけるサブミクロン粒子(PM1)とPM2.5の4年間の並行観測
Pallarel observation of submicro-particles PM1 and PM2.5 for four years in North Saitama region
■ 著者 米持真一  Shinichi Yonemochi  埼玉県環境科学国際センター
梅沢夏実  Natsumi Umezawa  埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)大気環境学会
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 第50回大気環境学会年会、平成21年9月17日、p.401
■ 抄録・要旨 PM2.5は、その分級特性上、粗大粒子の中でも比較的微小粒径側にピークを持つ粒子が混入する。そこで我々は更に分級点を微小粒子側にシフトしたPM1に着目し、2005年から通年の観測をPM2.5とともに継続している。国内でPM1濃度および化学組成を通年で観測している例は無い。  PM1の年平均濃度は18.1〜15.5μg/m3の範囲で推移し、PM1/PM2.5は0.88〜0.80と高い値であった。成分毎の比率は、NH4+、Cl-、NO3-、SO42-及び炭素成分で0.8以上で、PM1中に偏在していたが、Ca2+は0.49と特に低い値であった。またPM1とPM2.5濃度には高い相関が見られた。これらから、@PM1濃度はPM2.5から推定できる。APM1を評価することで、粗大粒子の混入を防ぐことができることが分かった。
■ キーワード PM1、PM2.5、埼玉県北部、並行観測
■ リンク先URL